コラム|探偵の出会いとアクシデント

出会いとアクシデント

だいぶ風が冷たくなってきました。

街中で立って張込をしていて、冷えてくる"つま先"で季節を感じる、体感派@土谷です。

気付けば今年も残すところもう一ヶ月ちょいほどですが、イベントシーズンの12月に向けて今から準備しておきたくなるのが人情。

そして出会いたいあの人、付き合いたいアノ人との工作が増えてくるシーズンでもあります。会社で気になる先輩社員、誘うチャンスがないとお嘆きになるのは早計ですゾ。
そんなときはプチ出会い工作できっかけを掴んでみてはいかが?

日常的にうすーく出会っている相手には、意外な場所での出会いが親密になるキッカケとなることがしばしばあります。

そのため出会い工作ではターゲットの行動調査が基本となってきます。

このまえの寒い夜もそんな出会い工作のための事前準備をしていた土谷。

会社を19時に退出したターゲットは、地下鉄を乗り継ぎ、都内随一のおしゃれスポットへ。
異性と会うのか!と顔をこわばらせる私たち。だって、恋人がいるとなると、この先の工作に支障がきたしてしまいますからね。

そんな私たちの秘めた想いには気付かず(当たり前ですが…)ターゲットはウィンドウショッピングしています。

誰かと会う前の時間潰しかと思いきや、念入りに洋服を見ています。さてはバーゲン前の、タカさ~んチェック(古っ)を入れている様子。

  これは恋人の影薄しっ!

つまり依頼人様のチャンスともいえる状況なわけです。

こんなおしゃれな街で出会えれば、お店にも誘いやすいし、時間をもてあましている彼女も乗ってきやすい。

そんなことを考えながら、彼女のウィンドウショッピングにある意味付き合っている土谷。

彼女の視線の先にある商品、手に取る商品をチェックし、どんな趣味をしているのかを押さえておきます。
そうすれば依頼人様と彼女との会話のネタにもなるし、彼女の好きなものを先回りして褒めることもできるワケですな。

彼女がとある小物屋さんに入ったときのこと。

ビーズのネックレスやアクセサリーが所狭しと並べられています。そこに店の雰囲気にあきらかにそぐわない感じの男性が入店。

何やらブツブツ言いながら、商品を手にとっています。

だいぶいい風に考えて、彼女へのプレゼント。
悪い風に考えれば、万引きかも・・なんて思っていたら、事件発生です。

その男性はいきなり手にしていたアクセサリーを床に叩きつけ、テーブルの上に陳列してあった商品を根こそぎ腕で払い落としたのです。

そして勝利の雄たけびをあげたあと、いったん店から出ました。

店員もお客も皆がキョトンとしているなかで、再度戻ってきて同じ行動を繰り返す男性。

  女性客は引きまくりです。

どうやらちょっと○○な人のよう。

結局、店員の金切り声でその男性は退散してきました。

でもちょっと考えてみてください。

偶然(という設定で)街で出逢った二人に突然の出来事。こんなときに大人な対応すればあなたの株もグッと上がるハズ。

まぁ、そうそう上記のようなことは起こりませんが・・・、工作で二人の出会いに何らかのアクシデントを作り出すことはできます。

二人の時間に二人の共通体験を作り出すことがポイントなんですね。

心理学の理論を応用したFAX探偵の出会い工作。
あなたの想いをサポートしますぅ。

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