コラム|探偵夢芝居

探偵夢芝居

秋も深まり、紅葉が美しいシーズンとなりました。

浮気調査でターゲットを追いかけていった先が山奥…。そんな流れになることもしばしば。

もっと手近なところで浮気して欲しいなぁ~なんて思ってしまう今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近「アンサー」へ向かう地下鉄の中で寝言を大声で発してしまい、周囲の冷たい視線に耐え切れずに途中下車した男、土谷一樹です^^;

日ごろのハードワークのためか、はたまたカラダの老化のためか、空いた席に座り込むなり、夢の世界へと逝ってしまった土谷。

こういうときに見る夢はなぜか悪夢と相場が決まっているもの。

その悪夢の内容はと言うと・・・、

どこかの廃工場で戦っている土谷。
敵はなぜか土谷の分身たち。
服装は違うが中身は立派な(?)土谷。

  そんな土谷だらけの戦場で、皆が他の土谷をやっつけて自分が生き残ろうとしている…。

そんなシビアな展開でした。

で、本命土谷は工場が一望できる高台にのぼり、他の動きを探っておりました。

4,5人いる土谷たちが、それぞれ柱の影や机の脇などに身を寄せて、倒そうとうかがっているのが丸見え。

  さすが本命。

お前たちの動きは筒抜けだぜぃ!どうやっていっぺんに片付けてやろうかな?そう思った矢先です。

いきなり耳元で、

  「これはトリプルプレイだな」

とささやく声が!

よく意味はわからん台詞ですが、背後を知らないうちに偽土谷に取られてしまった本命土谷。

探偵の悲しいサガなのか、相手の後ろを押さえているつもりが、
実は自分が押さえられていたという恐怖は常人には計り知れないものがあるのです。

  (ゴルゴ13ならこうはならないのでしょうが…)

ゾッとする感覚を背中に覚えつつもおもわず、

   「何でじゃっ!」

と叫んでいました。

・・・で、その自分の声でハッと目覚めたリアル土谷。

冷や汗を覚えながらも、夢の余韻覚めやらぬアタシ。

しかし周囲の乗客からの突き刺す視線を感じて、何が起きたのかを即座に悟ったのです。

そして別の冷や汗が流れ出すことに・・・。

たまたま止まった駅でそそくさと降りるしか生き残る道は残っていませんでした。

夢の中でも探偵的な行動をしている土谷は、
オツムも老化しはじめているのか、それとも仕事熱心なのか(だいぶ前向きに捉えすぎかもですが^^)

誰か夢診断してくらはい。

それにしても、

下車するときは何事もなかったように、

  「あっ降りなきゃ!」

みたいなテイを装ってしまうのはなぜかしらん…(泣)

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