夫婦喧嘩は探偵も喰わぬ
最近コンビニでもファミレスでも、なぜかタメ口をきかれてしまうオトコ、
気安さ展示販売中@土谷でございます。
「初対面じゃん!」
そんな間違ったツッコミを入れそうになる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ところで、"壁に耳アリ障子に目アリ"と言いますが、私はその目と耳になることもしばしば。
しかし見なくていいもの、聞かなくていいものもあります。
あれはこの前の張り込み中での出来事。
とあるマンションの一室に入ったターゲットちゃん。自分の家ではなかったので、これは…と期待に胸を高ぶらせる私たち。
たまには恋愛で胸を高ぶらせたいものですが、こっちのほうがトキメクようになったらかなり重い探偵病でしょう(悲)
ところで入ったからには出てくるというワケでして、ターゲットの出待ちに入る土谷。
ターゲットの入った部屋のドアが見えるところを探偵車両を駐車。エンジンを切り、暑さ対策&喫煙対策でウィンドウをちょびっと開けておくのが土谷流。
しかし、そんな状況下で張り込む私たちの集中力を妨害するものが現われたのです。
それは対象の隣の部屋から聞こえる男女の声。
"男女の声"というだけで、いやらしいことを想像したアナタ!
おぬしも好きよのぅ…。
残念ながらそれは正確には"男女の声"というよりも"男女の怒鳴り声"だったのです。
そう、いわゆる夫婦喧嘩。
窓が開いているのを忘れているのか、
あえて開けていてオープンさをアピールしているのか、
そんなことは置いといて、とにかく丸聞こえなのだ。
発端は、どうやら子供が何かやらかして、それを母親が叱ったらしい。
そしてその叱り方がよくない、と父親が母親に注意した。
そのことが"バトルオブMEOTO"の運命のゴングとなった模様なのです。
本能なのか、おのずと耳をすませてしまう。
途中から教育方針のあり方へと本題がそれていき、声のボリュームも右肩上がり。
そのあと、言い争う声が途切れたので、「終わったかな?」と思ったその時、
怒号と共に響く何かが割れる音。
沈黙はより大きな怒りへの助走なのでした。
破壊音を境に徐々にトーンダウンし、やがて聞こえなくなってしまいましたが、素敵なアトラクションでごさいました・・・。
にしても、一番に気になるのは、
その時、子供はどうしていたんだろうか?
ということ。
夫婦開戦のきっかけを作った自分。
そして自分のことについて両親が熱い闘いを繰り広げている…。
嗚呼、オレってなんて愛されているんだろう!!
(あぁ、このとばっちりがオレにこないように・・・・)
きっと身を震わせながら感涙にむせんだに違いありません・・・。
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