バツイチ奮闘記|期間パックについて

期間パックについて

さて、前回に引き続いて、期間パックについてお話しします。

一か月に何回程度、という回数の目処がついている場合。
回数の目処があるなら、業者側で費用をしっかり認識できているのでしょう。
これを行うからいくら、という目安があるのでしょうね。
しかしそれは、業者側だけが把握しているだけで良いのでしょうか?

明確な費用基準があるなら、それを提示すべきです。私には、このような期間パックは「細かな費用を隠して依頼者を煙に巻いている」ようにしか見えないのです。

稼働したら報告は毎回必ずあるのでしょうか?
時間がないなどの理由で、報告書はほとんどないところもあると聞きます。

期間パックは一度にすべての費用を受け取れるため、業者はなるべく稼働しない方が利益率が良いのです。そういった事実を隠すため、隠れ蓑として成功報酬を導入しているのでしょう。

「成功報酬で利益を得ているので、赤字になる」
「モチベーションは成功報酬にある」

など良く聞きます。パック性の費用体制で疑問なのは、着手金の方が成功報酬より高いケースがほとんどだということです。利益を得るのが成功報酬部分だけなら、着手金は本当に微々たるもので良いはずです。モチベーションが必要なら、成功報酬は高くしなければ理屈に合いません。

期間パックで、本当に真面目に稼働している所がどれだけあるのでしょうか?
その業者は本当に動いているのでしょうか?
人の気持ちを扱う工作は事前に決められるものが非常に少ないのです。
その中で、唯一決められる費用の部分に、これほどまでに隠された部分がある。
不安にならないわけがありません。

このような業者が数多く居る中で、曖昧な費用体制に疑問を持ったものの、なんとなく稼働してくれる数が多いような気がするという感覚だけで依頼を 決めてしまう方が多いのも事実でしょう。悲しいことですが、この業界で悪徳と呼ばれる業者が実在しているのは事実なのです。

依頼してしまえば、費用を払わせてしまえば、と甘い罠を張っている業者を精査し、本当にきちんと仕事をしてくれる業者を探していかなければなりません。
その中で、こういった費用の部分は一つの大きなポイントとなります。
疑問に思ったら必ずすべて質問して、納得がいくまでやりとりをすべきでしょう。
それで依頼後、きちんとサポートをしてくれる担当者かどうかの見極めにもなると思います。