バツイチ奮闘記|工作で「シングルマザーになる勇気」をつける(後編)

工作で「シングルマザーになる勇気」をつける(後編)

って前回なんでこんな話をしたかというと、この間、同じシングルマザーの対象者とそういう話で盛り上がったので。

やっぱり、離婚に関係する話とか、一人でどうやって子供を育てられるのか?っていうのは、経験者じゃないと話せない内容盛りだくさん。

工作の時に子供を持つ対象者たちと話していて思うのが、相手と結婚したままでいる状況の一つが、「経済的な不安」とか「世間の目」そしてそういっ た不安からくる「離婚という道を無意識にシャットダウン」していること。

私がバツイチになった経験をフル活用できるのが、こうした対象者たちとの相談の時。

この相手で良いのかっていう不安を持っているにもかかわらず、今の世間がそういった機会をつぶしてしまっているのね。

もちろん、そういう気持ちを持たない彼女たちにも問題はあるんだけど、それだけを責めるつもりにはなれないわけなんです。。

なんせ、これから一人で生きていくつもりなら、どうとでもなるだろ~って開き直れるけど、子供も一緒となれば話は別。
当然そこにかかってくる養育費などの問題をクリア出来るのかどうか、シングルマザーになることで子供たちにかかる負担とか、そういう諸々の課題がのしかかってくる。

誰かを守るってことは、自分だけじゃないっていう責任感は、そう簡単に自分の気持ちだけで離婚しよう!とはならないわけで。

でも、だからといって、今のままでいいのかなんて自分が思ってしまっている状況は良くない。
そういう母親の気持ちって、子供が一番先に汲み取ってしまうものですもの。
時には自分が気づくより先にね。
だから子供って、自分と一心同体のような気持ちで見てしまったりして、それがケンカの原因になったりするのよね~っていうのは脱線脱線。

ともかく、こういった諸々の体験談って、すっごく貴重だと思うの。
なかなか「シングルマザーです!」って人はいないし、経験談を聞きづらければ話もしづらいだろうし。

そこで工作員の出番。
あれこれ私の方から話しかけるから、その反動で、今まで聞きたかった質問の山がどっと返ってくるってわけです。
相手の事を知らなければ、自分の事は話せないって人、結構いるからね。

人間なんだから、失敗はつきもの。

結婚は終着点だって考える人も居るけど、その駅の先にはまだもう少し道があったって後から気づいても、別に何も悪くない。

そういう人たちの後押しが出来れば良いなあと思ってるのでした。
ちょっと長くなっちゃったけど、この辺で。