コラム|酒とタバコと彼女と探偵

酒とタバコと彼女

タバコを吸わない人はこの「仕事」は辛いかもしれません。
(あと頻尿の人も・・・。)

  この「仕事」とはモチロン"探偵"。

それくらいヘビースモーカーが多い(らしい)この業界。

紫煙立ち込める車内の中、長時間張り込むには、

  ♪ケンコゥ、なんて、キニシナイワ~

そう、ホント気にしてられないのです。

うちのスタッフもご多分にもれず、スモーカー揃い。1mgから15mgまで幅広く対応しております。

 「副流煙だとぅ・・・?、そんなもの気にしてられるかっ!
こちとら空気中の30%くらいがニコチンだよ!」

 ってなもんなのです。

ただ暗闇に光るタバコの紅点は目立つので、夜の張り込みは我慢&忍耐。耐え切れなくなたら、手をかざして隠してスパスパ、なのです。

映画やドラマには、タバコがアイテムとして欠かせないですが、アイテムどころか、日常生活に欠かせないのが現実。

逆にお酒は・・・、というと、
案外ヘビードリンカーは少ないかもしれません。
なんでかって、急に調査が入ることがあるこの仕事、その際に飲酒していると運転ができなくなってしまうじゃないですか。

工作などで飲まざるをえないときはあるので、まったく飲めない人は困りますが、毎日飲まないとやってらんねぇ~、という人も困ります。
酒は強いが、そんなに飲まない、という人が理想。特に友達工作なんかで、ターゲットが酒豪の場合はこちらも大変です。
ヘロヘロになりながらも、報告書をまとめるために、会話の内容を覚えておかねばなりません。

うちのスタッフでは所長とジーパンが激強。
ジーパンはいくら飲んでもまったく変わらないし、所長に至っては相手に合わせて酔ったフリまでできちゃうぐらいです。

土谷は・・・、といいますと、そんなに強くないので、酔っ払う前に、途中トイレに行って、人間ポンプよろしくキレイに吐き出して、また飲みなおします。
鼻から出ちゃったときは、うっすら泪を浮かべてますけど…。

そういえば以前、ターゲットの男性と土谷と所長で日本酒トークで仲良くなり、彼女とのことを聞き出す工作を行ったことがありました。
ターゲットの男性が日本酒好きなのを前もって押さえておいたので、

  居酒屋では、ポン酒・ポン酒・ポン酒! 連発です。

またこのオトコが、もとい、このターゲットがスロースターターというか、テンション低め、というか、ある程度の量を飲まないと口が軽くならない。

・プライベートなことを話始めるまでに、まず1下呂(なんの単位なのだか…)。
・序章が終わったところで、2下呂。
・終盤戦で、3下呂(+ナミダ数滴)。

さすがにポンプの管(咽喉)も詰まり気味…。
めっちゃ痛くなりました。

あと一つの重要事項、「彼女」ですが・・・、

ホントに重要なのか・・?

  いる人はいる! いない人はいない!

ってことで、ヨロシク。

逃げてる? 

やっぱり、逃げてる?

現実から目を背けてる?

はるか彼方に視線がいってる?

まぁ、健康と同じく気にしないってことで・・・(泣)

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