修行記|危険な目にあったりするんですか?

危険な目にあったりするんですか?

こんにちは、菅野です。
ご本人が話されていたのでもう解禁かと思いますが、以前、松本人志さんが弊社の経営するANSWERにいらっしゃいました。当日ちょうどANSWERに入っていたのですが、彼があまりに自然体でいらしたので自分の見間違いかと思ったほどです・・・!驕らない有名人って、素敵ですね。

さて。
やはり一般の方のイメージは様々なものがあります。
かくいう私も全然知らなかったのですが、ごくまれに、よくご存じな方もいらっしゃいます(同業者?!)。でもやっぱり、小説や映画のイメージが強い方が多いですね。バーにお客様がお2人でいらっしゃると、1人が「探偵ってやっぱり、○○なんですか?」って質問され、もう1人が「お前それ、小説の読みすぎだよ~」ってツッコむという光景が良く見られます。

最近話題になったものと言えば「探偵はBARにいる」ですが、現在アンサーでは、同映画とのタイアップを行っています。
詳細はアンサーのHP(http://www.tanteibar.com)をご覧ください。

この映画の基といえば、東直己さんの小説。でも、彼の著書「探偵はバーにいる」が元ではなくて、実はその続編の「バーにかかってきた電話」が元なんですよね。

それはさておき、映画を見たお役様が、

「こういう危険な目にあったりするんですか?」

って聞かれます。

確かに、映画の中では危険ばっかり、命をいつ落としてもおかしくないような状況が多々描かれていますが、喧嘩は専門外なんですよね(笑)。小説に出てくる彼のような事をやってたら、身体がいくつあっても足りなそうです。。というか実際は浮気調査やら工作やらが多いので、対象者に気付かれて、見つかったらそこで終わり。工作で対象者と仲良くなって…なんてことは絶対できないです。

でも、昔はそういうこともあったのかもしれません。法律ができる、遥か前なら。

今から4,5年前に業法というのが出来、この職業に従事できない人の規定が定められました。もちろん「届け出を出す正規の業者」の話ですが。逆に言うと、今現在届け出を出していないところはアヤシイということですね。届け出を出せない何らかの理由があるはずですから。。
それから暴力団排除条例も最近出されましたので、対象者や依頼人様が引っ掛かってくるような案件であれば、残念ながらお受けできません。ですから、実際はスリリングと言うよりよっぽど地味という言葉のほうが合うと思います。。

「じゃあなんでこんな風に描かれるんだー!」
と言う方もいらっしゃるかもしれないですが、東さんのこれらの作品、初版は1992年に出ています。しかも、設定がさらにそれより何年か前です。なのでそのころは、この職業もだいぶあやふやだったのかもしれません。それに、刑事ドラマだって刑事さんの実際を描いているわけじゃないですもんね。

この職業が確立されている現代に生まれて、本当に良かったと思います。そんなことに感謝しつつ、出会いと別れの春に向けて調査工作にはげみたい。そんなことをつらつらと考えている菅野でした。それではまた!

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