修行記|浮気調査のその後

浮気調査のその後

織田です。
簡単な自己紹介を中心に書きましたが・・・。
今日は初現場の事を書きます。

前職が芸能事務所だったのですが、このときの初現場も緊張しましたね~。
担当の芸能人が講演会のゲストに呼ばれたのについていったのですが、
当日、朝の会場の入りから、講演が終了して夜中に家に帰るまで、結局何も口にすることなく終了してました。時間が経つのも、早かったような遅かったような。

私の初調査は、浮気相手の女性の自宅の割り出しでした。浮気現場を撮ったら終了!というわけではなく、相手の女性の身元を突き止めて欲しいという要望も多いそうです。

勤務先から自宅の特定。
勤務先から帰宅するまでを尾行する。

こう、言葉にすると一行ですがそこにはけっこう大変な労力があります。
とにかく寒かった!。場所は東京・丸の内のオフィス街。

現場に着いて、出入り口の確認、張り込み場所の確認。予定通りの時間に到着したものの、なかなか出てこない対象者・・・。まだか、まだかと待つこと1時間が過ぎ、日が落ち始め、街頭の明かりがつき始めビル風の強さが冷えた体に染み入ります。マネージャーの頃もよく待たされていたが、やはり相手も人間、自分の思い通りにはいかないものなんですね~・・・。

対象者の写真とにらめっこしながらとにかくじっと待つ。性格上じっとしていることがなかなか難しいが、もぞもぞしていると先輩の厳しい視線が飛んできます。

よくあんなにじっと立ってられるよなあ。

対象者を待つこと約2時間・・・。

「おっ、来たかな?」   
緊張の一瞬・・・。疑心暗鬼で、不安でしょうがなく、チラッと先輩の表情を確認して、「おっ、あれだ」と確信した。

尾行開始!

足早に駅に向かう対象者をこちらも足早に後を追う。何も考える余裕もなく、ひたすら後を追う。

駅へ入っていった!

改札を通り、階段を猛ダッシュでホームへ向かう対象者。「やばい、走ったよ」と思いながら、久しぶりのダッシュ。電車は停まっていたが、乗らずに次の電車を待つ列に並ぶ。息を切らしながら・・・。 思わず「乗らないのかよっ!」

ホームで電車を待つ対象者の服装を目に焼きつけ、いざ、ラッシュの電車へ。
席を取り合うサラリーマンに背中を押されながらも、頭の中は「さてどこに立とうか?」
考えてはいても、結局どこに立てばいいのかわからず、約40分、電車にゆられ最寄り駅へ・・・。

※次回に続きます。

修行記メニューに戻る

トップページに戻る