離婚
前回の続きです
離婚・・・それは、夫婦関係の崩壊。
何かのキッカケ、たとえば、パートナーの浮気や親との関係。または、金銭トラブル・暴力などがあって、それを機に夫婦間の信頼関係が崩れてしまうと、離婚になることが多いでしょう。
離婚・・・それは、『愛情物語』から『愛憎物語』への転換。
お互いの誤解から始まろうが、片方の裏切りから始まろうが、一度、ボタンの掛け違いが起こってしまうと、なかなかお互いに折れることが出来ず歯車が狂い出し、お互い相手に不平不満だけを抱く感情に歯止めがかからなくなります。そうなると、愛情が憎しみへと変わっていき、思わずリセットしたくなるのかもしれませんね。
離婚・・・それは、修復不可能な関係に至ってしまった夫婦が選択する道。不思議です。世の中では、離婚は負け組みのように捉えられていますが、夫婦である当人同士にとっては、離婚も前向きな解決方法なのかもしれないのに…。
離婚しない方が不幸なのか・・・
離婚した方が不幸なのか・・・
離婚しない方が幸せなのか・・・
離婚した方が幸せなのか・・・
離婚の部分を結婚に置き換えてみてください。
よくよく考えると、『結婚』を考える時にも同じような事は頭をよぎります。
結婚しないから不道徳・離婚したから不道徳、と言う価値観は変わってきていると。
本人自身が『不幸になりたくない』、『幸せになりたい』と考えて決断を下しているのです。
あえて不幸になりたいと考える人はいません。
人が自分の人生で大きな決断を下す時、何かしらの未来を描いています。
離婚も、『これから』という未来に繋がる決断なのかもしれませんね。