コラム|浮気調査の実態

浮気調査の実態

浮気調査。けっこう一般生活の中でも、よく耳にする言葉ではないでしょうか?

「探偵って言えば、やっぱ、多い依頼なんでしょ?」と。
フツーにやってますけど、内容はフツーじゃない場合が多いんですよね…。

それこそ、いろいろな案件がありますけど、浮気調査はやっぱりニーズが高い。必ず、1日に1本は相談がありますから。相談される方の目的もそれぞれ。

・ 慰謝料を取って離婚したいから証拠を固めたい。→コワッ!
・ 結婚を考えてるが、最終チェックの意味で調べておきたい。→信用調査?
・ 心の底ではシロだと思いたいけど、疑わしい行動が多くて。→疑わしきは罰せ!?

う~ん、ザ・人生って感じですね。
まあ、目的はともかく、現場は、張り込み&尾行が基本になります。
が、しかし。いざ現場に出てみると、不測の事態に見舞われることもしばしばなんです。

たとえば、張り込むにしても…、

・ 行き止まりの私道に面した民家だった。→どうやって張るの?
・ 超大型マンションに住んでいる対象者だった。→出入り口、多過ぎ!
・ 田舎に住んでる対象者だった。→100平方メートルに一軒しかないじゃん!

大抵の場合、下見をしてから行うので、張り込むポイントの予習はできるんですが、問題は、対象者の暮らしぶりだったりすることもあるんです。中には、対象者が引きこもりになってたなんてこともありましたよ。全然、出てこない。長時間の張り込みで、近所の方が犬の散歩するのを朝と夕方の2回、目撃したりして。

要するに、ただ、張り込むといっても、大変だということなんですが…。

第二段階は尾行です。しかし、コレも一筋縄にはいかない…。
事前情報は聞いていたけど、話が違うことも多いんです。

・ 自転車に乗るとは聞いていたが、競輪選手だとは聞いてなかった。→バイクでやっと…。
・ 対象者の車がフェラーリだった。→国産車じゃ追いきれないって!
・ 毎朝、ジョギングして通勤する対象者だった。→徒歩通勤としか聞いてないし!

たしかに特殊な例かもしれませんが、こんなことがホントに起きるから怖い。
まさに現場は生もの。やってみなければわからないんですよね。

まあ、一度、わかってしまえば、対策は講じますよ。そりゃ、プロですから!小型CCDカメラを設置して張り込んだり、スペシャルツールを使って車両を追ったり、まあ、いろいろとね。

そんなこんなで、大変なんですけど、一方で、こんな声も聞きます。

「相手がフツーに電車通勤してて、徒歩で尾行するならカンタンだよ!」と。

いえいえ、コレがなかなかどうしてって感じなんですよ、実際は。
というわけで、次回は、徒歩尾行の大変さをば、お話させていただきます!


大阪ナニワのブルース

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