コラム|実録「別れさせ屋」名古屋嬢の不埒な行動

実録「別れさせ屋」名古屋嬢の不埒な行動

別れさせ屋工作だけではなく、復縁や浮気調査等様々な業務を全国で行っています。
北は北海道、南は沖縄まで。海外もありましたが、やはり偏りのある地域があります。関東近県が多いのは弊社事務所が東京にあるためですが、地方で多い地域で一番が愛知県の名古屋です。

東京から電車で二時間程度。
関東の僻地に行くより名古屋のほうが近いと思います。。
大阪のほうが人口も多いため依頼が多いように思われますが、なぜか名古屋が多いのはなぜでしょう??

人柄なのか、それとも名古屋に工作業者が無いのか。いろいろと謎が多いのですが、どちらにしても多いのは確か。恐らく月に二回ほどは弊社スタッフが行っていると思います。もちろん名古屋だけでなく、愛知県の豊橋や三重、岐阜などでもあります。
今回はそんな名古屋での出来事を少しご紹介。
※了承を得て掲載。

依頼人は夫婦。
依頼内容は「別れさせ屋工作」
一般的に聞く別れさせ屋工作は自分自身が別れたいという内容や、相手夫婦を別れさせたいというものだが、今回は少し毛色が違う。

自分の娘が変な男に騙されている。何とかして別れさせたいという相談。
たまにこのような相談がある。要は娘や息子の別れさせ屋工作というもので、依頼人が親族、しかも夫婦連名で依頼をするというものだ。

保護者?や親族というのは近い間柄ではあるが、見えない部分が多いもの。
「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるが、近くの親族より親しい友人のほうが詳しい状況を知っているということもある。ただでさえ夫が日中何をしているのか「妻が普段どんな生活をしているかしりません」という状況で子供が何してるか不明という親がほとんどだろう。親心(おやごころ)というのはなかなか伝わりずらいもので、監視を強めればそこから逃げ出そうとしてしまう。ただ監視しなければ自由気ままに生活をしてしまうためいろいろな危険に巻き込まれる可能性もあるためその塩梅は難しいところでしょう。

対象者は20歳の女性。外面は普通の大学生だが最近服装やメイクが派手になっているようだ。ほぼ毎日朝帰り。帰ってこない日もあるという。家族での会話も少なくなりつつある。高校のときはこんなことは無かったのに大学に入ってから様子が変になったようだ。悪いことをしているのでは?という疑問から依頼を考えたらしい。

相談者は「絶対に男がいる」と考えているようだが、そのあたりは全く見えない。
男の影がある証拠や情報もなく、いるかどうかというのも皆目見当がつかず、こうなると調べてみるしかない。
娘は週末自宅にいる。平日はどこかしらに行っているようだ。学校には毎日行っているものの帰宅は深夜か翌朝。そんなわけで平日に絞って調査を行うこととなった。

相談者の情報通り対象者は登校。
傍から見る限り学校になじめていないタイプ。
学生っていうと友達とつるんでワイワイガヤガヤしているイメージだったが、それは私だけでしょうか?「勉強のため学校に行く」ではなく「友達に会いに学校に行く」という感じだったが...。
そんな私とは違った学生ライフを過ごす対象者。地味で暗い印象が残る。
授業も終わり、対象者は学校を出る。ここからがメインの調査となる。夕方には学校を出るのに帰宅は深夜か翌朝。つまり12時間ほどどこかに行っているようだ。

名古屋市中区の栄。
東京でいう渋谷と銀座と六本木を足して割ったような街。
名古屋の歓楽街であり、いろいろな店が点在する。対象者はこの街に向かった。
対象者は錦三丁目にあるカフェテラスに入る。友達との合流でもなく、席に座りずっとスマホをいじっていた。誰かが来ると思いきや誰も来ず、対象者は街に繰り出した。その後某デパートの前で立ち止まる。待ち合わせのようだがそこに現れたのは対象者の親と同年代の男性。その男性と腕を組みラブホ街へ...。

ホテルから出る。喫茶店に入る。人と会いホテルに入るを繰り返す。

不特定多数の人間とその行為をしている。誰がどう見ても対象者は私娼。
このようなことは調査をしているとよくある話。
昼は普通のOLだが、夜は身体を売るセックスワーカーとなる。最近ではネットで客を集めることが出来るため、以前よりも安易にこのような仕事を出来るらしい。昔は俗に言われる"立ちんぼ"という形式でしか集客ができず、その手の人たちの縄張りがあったため、個人営業をすれば目をつけられていたが、最近は客を待つ必要が無い。裏社会でも無店舗型営業。その手の組織の下で働くよりリスクも少なく、また罪の意識も薄い。今回の対象者がまさにそうだ。売春は被害者無き犯罪のため、一度この世界に入り込んでしまうと抜けられなくなる。

依頼人に結果を報告する。
報告業務は探偵業の仕事であり、事実をありのまま報告する。嘘をつくことはできません。今回の報告も「娘が売春をしている可能性がある」というのを伝えなければならないため、私たちとっては神経を削る思いだ。依頼人からしてみれば手塩にかけて育てた娘が売春なんてありえんという気持ちになるだろう。結果を聞き気絶してしまう依頼人も過去にいるため、過激な報告内容は多少オブラートに包み言葉を選んではいるものの、事実を伝えているのは同じ。

結果を聞き落胆をしていたものの、心の決心がついたのか、今後の方針を決めることとなった。

いくら娘だからといえ犯罪は犯罪。このまま自然な形でやめさせることができたとしても同じことを繰り返す。一度お灸をすえなければ改心もしないだろうという考えのようだ。
自分の娘を犯罪者扱いするというのは難しいもの。
自分の育て方がいけなかったのでは?と考える親御さんも多い。ただ娘や息子のことを考えるのであれば、そのような形を取る方が子供のためにはなるだろう。

このように別れさせ屋工作を行おうとしたものの、結果から方向性が変わるというケースもある。そのため進めながら判断していく形となる。結果だけではなく依頼人の気持ちだって変わってくるだろう。
そのようなことがあるから弊社では「稼動制」を採用し、方針なども柔軟に対応できるようにしている。詳しくは「別れさせ屋の料金のページ」を見てもらいたい。

まぁこんな感じで名古屋でも別れさせ屋工作やら復縁工作やらと様々おこなっているのです。地方に行くのであれば現地の上手いものを。名古屋であればみそカツや手羽先なんかを食べたいところではありますが、基本的に食べることができないのが残念です。どうしても時間の都合がつかずコンビニ飯というのがほとんど。唯一「寿がきや」のカップラーメンを食べることが名古屋に来たと実感できるところです。

本当であれば「錦三」の名古屋嬢のいるところで遊...ry)

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