コラム|軽い男、重い男どちらが男として適切か。

軽い男、重い男どちらが男として適切か。

真剣にその一人の相手を思う気持ち。一途な男性。いいですね。

その女のために人生を捧げる。日本男児って感じで素敵ですが、その向いているベクトルが違えば、それは男気ではなく、ただの重い男になってしまいます。

真剣と執着というのは表裏一体で、間違えれば執着となってしまいます。相手のことを思うあまり、相手を束縛してしまう。相手の行動を監視してしまう。このように相手のプライバシーを侵害してしまいます。このような束縛から彼女は逃げたくなり別れを切り出すのでしょう。

「自分がこんなに好意を伝えているのに、なぜそれに答えてくれないんだ。」

これは重い男の一般的な別れ際に言う一つの例です。
復縁を考えている人で、このページを見ている方がいらっしゃると思います。
きつい言い方になりますが事実を言いますと、その言動は自分のわがままでしかありません。
好意を伝えれば、相手がそれに応じてくれるという保証はありません。
付き合っているからといって相手を束縛する権利もありません。
それらすべてわがままなのです。これは男性だけでなく女性の方にもいえることでしょう。
相手のためを思って行動しているつもりでいるのだと思いますが、すべて自分自身のため。

つまりわがまま。

そんな重い男の次に進むのは自傷行為です。
失恋の辛さから「死にたい」「自殺しようと思っている」などなど。
つらい気持ちは分かりますが、それをして何か解決できるわけではありません。
このように重い男は付き合う相手からすれば、つらい部分もあるでしょう。

もうここまで来ると自分で何とかしようとしてもできないレベル。

では軽い男はどうか。
チャライ男。最近増えているようですね。恐らくモテるのはこちらのタイプです。
なぜかというと、めんどくさくないからです。
結婚を考えて交際しているのであれば話は変わりますが、その前段階、つまりただの恋人になるのであればどちらがよいかまず考えます。人間だれしもよいことばかり考えていないでしょう。リスクなど重視して考えます。車で万が一事故が起きたらのことを考え、保険に入るように、交際をするときも諸々のリスクを考えて交際している人が多くなってきています。つまり、別れることも前提に交際しているのです。
では別れ際、重い男と軽い男、どちらが別れを切り出しやすいか。
無論、軽い男でしょう。気軽に付き合えるファストフード的な男のほうがモテるのです。神経を使わず交際できる男性。ちょっとくらい付き合ってもいいかな?なんて思う人もいるでしょう。そのような性格の人を受け入れられない方もいますが、扱いやすい分、受け入れやすくなるのです。

諸々考えますと重い男よりも軽い男でしょう。

しかし、常に軽い男では前には進みません。
軽い男でも時には真剣な部分を見せなければ交際を深くできないでしょう。
状況をみながら真剣な部分を出すことで、そのギャップからさらに関係を深くできるのです。

結論として時には軽く、時には重い男を演じるってことですかね。
しかし、自殺をほのめかしたり、自己中心的な行動をすればやはり嫌われてしまうので、真剣の方向性を間違えないようにする必要があるでしょう。結局のところ塩梅ってやつですかね。

私ですか?どちらかというと軽めです。
ただこんな職業ですので若干ネチネチしていますが。
重い男よりもネチネチしているほうがひどかったり??

おそまつ。

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