探偵の行う人探しとは?
探偵といったらどんな仕事を思いつくでしょうか?
警察と合同調査⇒ないない。あるわけない。過去1回だけしかない。
※お兄さん「探偵物語」見すぎ!
推理をして犯人逮捕⇒これは警察の仕事です。過去1回もない。
※お姉さん「シャーロック・ホームズ」見すぎ!
ペット探し⇒あれは便利屋のしごと。過去1回だけしかない。
※おじさん「俺たちは天使だ」の見すぎ!
とまぁ、現実はテレビドラマと違って、全くもって華やかさはないのです。
ドラマのような探偵に憧れていた...。って人は...
テレビの見すぎです。
でもまぁテレビであるような内容もあるわけで。
よく徳光さんが出ているやつです。「あの人に...」的な番組の。
そうです。人探しです。
人探しといっても大小様々。
初恋の人、恩師に会いたいっていうのから、金を貸したら逃げられた、浮気相手の住所が知りたいなどなど。この辺であれば情報量次第で比較的簡単です。
問題は、家出人、失踪者・行方不明者です。
家出人といっても様々で、学生に見られるプチ家出や痴呆老人の徘徊なども含みます。
年間で10万人ほど家出人がいるらしく、そのうち半数の帰宅が確認できています。
※警察で受理された行方不明者数
しかし残りの半数の5万人は行方不明のまま。
届出は親族などが行うため、届けられていない失踪者もいるでしょう。
そうなると相当数の行方不明者がいると思います。
狭い日本、一体どこに行ってしまうのでしょうか?
いまだに騒がれている拉致問題、年間3万件を越える自殺者数。
このように恐らく犯罪に巻き込まれたり、自殺願望から行方不明になるケースが一番多いのだと思います。
そんな行方不明者の調査なんかを受けることも。
警察に頼めばいいじゃんって思うかもしれませんが、警察はよほど事件性がない限りは動いてはくれません。また特異家出人として受理されても、事件として規模が大きくならない限り捜索はほとんどありません。
※特異家出人とは『犯罪に巻き込まれた』または『自殺する恐れがある』等の家出人を言う。
行方不明者が遭難の場合、また未成年や痴呆老人というように自分の意思が無いのであれば別ですが、一般の成人であれば特異家出人と受理されても捜索はなかなかしてもらえません。見つけたら連絡する程度で終わってしまうのです。つまりは警察は動いてくれないのです。
警察が動いてくれないとなると、やはり民間の調査会社に頼むしかないでしょう。
ってことで探偵の出番です。
しかしながら警察がお手上げの案件を解決するのは一苦労。
とくに自発的に家出をしてしまった人は証拠がありません。
方法はただ一つ、聞き込みなどによる情報収集、客観的データからの情報集めでしょう。
そんなこんなで今回は...。
次回に続く
- 2010.08 『公然ワイセツVS出歯亀?』
- 2010.07 『探偵になった理由』
- 2010.06 『田端の「月刊ジャーナル」はじまる』
- 2007.06『敵との戦い』
- 2007.03『マル秘!心理テクニック』
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