バツイチ奮闘記|また来年もよろしくお願い申し上げます。

また来年もよろしくお願い申し上げます。

今年も早いもので、一年の締めくくりの時期になりました。
ついこの間まで年始の挨拶をしていたと思っていたら、いつの間にか駆け足で終わろうとしております。
師走の名に恥じず、今月もおかげさまで忙しい毎日を送っております。

年末になると、寒さ厳しい・・・と書き出したくなるのですが、調査や張り込みで実際外での張り込みを続けていると、実は12月ってまだそこまで寒いってわけじゃないんですよね。
本当に寒いのは二月。
早朝・深夜の底冷えは、少しその場に立っただけで体の芯から冷えるような感覚と、止めようのない震えが一気にあらわれるのです。
・・・思い出しただけで、おお怖い。

そんなわけで、クリスマスのライトアップを眺めるカップルの傍で、そんな二人をひっそりと見つめている時も、そこまで底冷えのする寒さは感じていません。
仲睦まじいお二人の様子を見ていると心からも冷え込みを感じますから、ええ、勿論体感的にも寒いですけれどね。

寒そうに体を寄せ合っているカップルを見ているとああ今年ももう終わるな・・・なんて、対象者の様子を見て一年や四季を感じられるようになってきました。

春は女性の方が少し薄着めいてきて、上着を羽織ったり、羽織ものが無い時は少し薄着で肌が見えるような様子。
カップルの様子は季節がそうさせるのかもしれませんが、どちらかというと初々しいものが多い。
手を繋いで二人で笑いあっているような、そんな爽やかな二人が多い。
夜は多少腕を絡ませたりするけれど、そこまでべったりということでもなく、多少の距離をお互い取り合っているような、歯がゆい季節。

夏はそういったものが取り払われます。
比較的ここから出会うカップルも多いはずなのに、気候がそうさせるのか、かなり開放的なカップルが増えだします。
道端でキスをしていたり、抱き合っていたり、公園では夜毎にカップルの仲睦まじい(ややハレンチな場合もありますが)様子が度々目撃されるようになります。

秋になるとそういった様子も一変。
やはり少し肌寒くなってくると、外で長々と一緒に居るという事も減ってきます。
もしくは、春~夏からはぐくんできた感情が少し落ち着くのか、あまり二人の世界過ぎるという事も減ってきているように感じます。
そういう時期の調査は、周りを意識したりするものですから、いつもより少し気を引き締めで。
カップルは腕を組んだりして少し肌を寄せ合うような感じになりながら、紅葉をしっとり眺めたり、とにかく落ち着いているような様子が見られます。

そして冬。
体を密着させて歩くようなカップルが増えますね。
彼のポケットの中に彼女が手を入れていたり、一つのマフラーを何故か二人でまいたりなど、ドラマや映画の世界は現実にもちゃんと存在しているんです。
とにかく寒いから暖をとりたいというのもあるでしょうし、そうすることでまた二人の間が燃え上がったり・・・なんていうことも十分あるのでしょう。
一年の締めくくりを誰と過ごすべきなのか、なんていう考えもあるのかないのか。
まさに師走にふさわしく、愛する人が多い人は毎日忙しくお過ごしの様です。

そんなこんなで、もう一年。
今年もコラムをご覧の皆様には大変お世話になりました。
また来年も格別の寵愛を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。