バツイチ奮闘記|主観と客観のバランス

主観と客観のバランス

九月になってくると、気温の高い日でもどこか弱いというか、夏とはどこか違う空気を感じます。
暑さの引いてくるこのくらいの時期になると特に、ある日ふと「あ、秋が始まった気がする」という感覚におそわれます。
夏の終わりを感じるというより、とある日から唐突に秋の日の到来を感じる、そんな瞬間があります。
今月の初旬にもその感覚を感じた日があり、それ以降、夏というよりは秋という感覚で日々を過ごしています。
相変わらず外はむしむしと暑いんですけれどね。

ただ、夕方以降の張り込みになってくると、夏の気配は徐々になりを潜めてきています。
特に日が落ちてきてからの気温の落ち方は感じています。
日中くもり空だった日の夕方の張り込みは、風が少し肌寒いと感じる日もあります。
若いスタッフに言わせれば「まだ暑い」らしいですけど、こういう季節の機微を敏感に感じられるのは年のなせる業ですよ。

バランスって大切ですよね。
例えば調査をする時も、うちは一人で行うという事はありません。
それはなぜなら、女性の視点・男性の視点、そしてそれぞれのスタッフからの視点という部分があわさって、対象者の様々な行動を細かに観察すること が出来るからです。
だからといって、スタッフが5人も6人も大勢で行えばいいと言うものでもありません。
この辺りは費用や対象者の警戒度などのリスクを踏まえたバランスが重要です。

一人の感覚ではなく、二人の感覚。
そして二人という感覚ではなく、主観と客観のバランス。
多角的な視点というのは大切です。

そういった意味で、あまりにも主観的になり過ぎてしまう方は、探偵社という客観的な視点を持つことも意味があることかもしれません。
相談・依頼の参考にされてください。

バツイチ女探偵、若林でした。