バツイチ奮闘記|バツイチオトコが思うこと・・・

バツイチオトコが思うこと・・・

同じバツイチになっている男友達と話す機会があった。
オトコの操縦法を教えちゃうオトコって、よっぽど傷ついたのかしら・・・

「オトコの帰省本能はSEXと上手い料理にかかってる。」

「えっ? 子供への愛情とか責任感は?家庭を守るとかは?」

「だから、オトコは昔っから外に出て命がけで闘ってるでしょ。原始時代なんて食料を手に入れるためにさ。戦国時代だって、戦争の時だって、結果は自分の家族を守ることになる。オトコは命懸けで戦ってるの。家族の目に触れないところでオトコは闘って、家族を守ってるよ。これ以上、オトコにどうやって家庭や子供守れって言うのよ。家事を手伝えって事? 惨めだな・・・家事が好きな奴なら別だけど。
オトコは自分が死なずに家に戻れるかどうかの瀬戸際で仕事しているつもり。女房や子供の顔は浮かんで、こいつらのためにもって・・・笑  でも必死で働いてるんだよ。仕事で失敗するとき時だってある。惨めな時もある。孤独な時もある。でも逃げるわけにいかず、喰らいついて頑張ってる。
わかる?ちまちま女房の手伝いをするかどうかでオトコの愛情計るな、ってね。
見てるのは枝分かれした先っぽだけで大元をみてないよね。
オンナって狭い世界で生きているからオトコの世界なんて理解できないんだね。これは昔も今も一緒。自分中心の感情に振り回されている。相手の情報が入ってこなくなったりメールの返事をしなかっただけでも自分の不安な気持ちだけを一方的にぶつける。やれ思いやりが薄いだとかにまで進んじゃう。オトコの現状を理解していない。
信じて待つ、ってことができなくなってる。自分の不満だけにとらわれちゃって。オトコがオンナに望んでいること・・・愛情こもったSEXと愛情こもった美味しい料理だってことも判っていない。この二つでオトコの心は癒されるのにね。どうでもいいメール何通貰っても、返事するのが面倒なだけ。メールで結びついているわけじゃないよ。さっきも言ったけど、メールなんかで愛情が計れると思ってるのかな・・・心が癒されるって凄いことだよ。愛情だよ。自分がオトコを癒すことができるオンナってことで自信持てばいいのに、自分だって幸せでいられるのにね・・・。結局、相手に求めて戻ってきたことだけで愛情度を計ってる。それじゃオトコはホッとできないね。」

「何にシアワセを感じるか・・・ってこと?」

「そう。オレは女房には居心地良い家庭を作ってもらいたい。その為にオレは頑張ってるもん。愛情を大切に思わないオンナは料理も下手だしSEXも温もりが心地良く感じられない。不平不満のかたまり。物欲が満たされたときだけニコニコしてるよ。」

「愛情があれば全て満足できる?」

「そうじゃなくて、優先順位として、愛情が一番ってこと。愛し合える相手がいないって本当に寂しいもんだよ。心に隙間風がぴゅーぴゅー吹いてる。」

「オンナは全てを手に入れたがるのかなぁ・・・」

「そう。全てを手に入れたくて、優先順位が狂っちゃう。その場の感情が最優先だからね。
オトコが喜んで家庭に帰ってくるなんて、すごく愛されていると思っていいよ。居心地悪いところには帰ってこないよ。へたすると、他に居心地いい所を捜すようになるよ。」

「男は家庭に安らぎを求めているんだ。」

「そうね。オトコを操縦するってことは、居心地良くさせなくちゃ。コミュニケーション取ろうと思ったらなおさらだよ。オンナって機関銃のように自分の事ばかり話すから。もうそれでダメよ。」

「確かにその傾向はある。」

「ホッとしたくて戻ってくるんだから。家庭で追い詰められると、外でばら撒きたくなる・・・笑  オトコだけにカッコイイ部分・包容力を望むのは変だよ。オトコだって甘えたい時はある。甘えたいよ。でも相手次第。甘えられる特権はオンナにあると思っているのは大間違い。甘えたり甘えられることでお互いが居心地良く感じるんだから。」

痛いところを突いてるなぁ・・・
結婚生活が長くなればなるほど、相手にも自分にも無関心になりがち。
相手に望むばかりじゃなくて、まずは自分が与えることを考えること。
オトコを操縦するって、知恵比べじゃなくて、包容力があって癒せる
オンナであることなんだ。
当たり前すぎて忘れてた・・・な〜んてことではいけません!