Q&A|紅白のお餅と嘘と真と

紅白のお餅と嘘と真と

明けましておめでとうございます。
ANSWERの大掃除も無事終わり、晴れて営業も開始しております。
昨年は多くのお客様にお越しいただき感謝しております。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

さて、新年の挨拶はこの程度にしておき、みなさまお正月はいかがお過ごしでしたか?
ANSWERはお休みを頂いておりましたが、当然探偵としての仕事に休みなんてございません。しかし、そんな私たちの正月のブームが、「お餅」でした。実は昨年末、ボスがつきたてのおいしいお餅を大量に事務所に差し入れてくれたのです。あまりの量だったのでその日に食べきれないものは冷凍して保存し、正月中それを細々と食べるのが探偵たちの間で密かなブームになったのです。しかし、なんといってもつきたてのお餅が最高に美味しいですよね。口でお餅をハムッとし、その餅を箸でふわーっと伸ばす瞬間、「美味しい!!!!」って感じますよね。

事務所ではダントツ砂糖しょうゆが人気でして、たまにそこに七味を入れたり個人的に海苔を持参して磯部焼きにしたりきな粉を持ってきてきな粉餅にしたりする雄姿もいました。冷凍させたお餅はカビるくとなく持ちが長いので便利なのですが、その焼き方も簡単で便利でした。これは石川さんに教えてもらったんですが、フライパンで簡単に焼けるんですよ。カチコチに凍ったままのお餅をそのままフライパンに入れて火をつけます。そこに200ccぐらいの水を入れて蓋をするだけ!!あとは勝手にふっくらと焼きあがってくれます。ポイントは水が沸騰したら弱火にしてゆっくり焼くことですかね。あとは、男性陣なんかは焼きあがり時に油を入れて表面をかりっと焼いたりすると、最後の味付け時にしょうゆが染みこんでこれまた最高に美味しいです。テフロン加工が施されているものには油なんて必要無いですよ。正月太りが深刻な悩みの女探偵たちは一様に油なんて入れておりませんでした。

と、まあ空前のお餅ブームが事務所を席捲したわけなんですが、そんな中ある探偵がこう言ったのです。

「せっかくだから、鏡餅作ろうよ。」

と言っても、ボスが差し入れてくれたお餅はすでに丸く成形されたものだったので、その丸餅を二つ重ねるだけの簡易的な鏡餅が即座に完成・・・(笑)。そして、その完成した鏡餅を見たある探偵がまたポツリとこういったのです。

「紅白の鏡餅って知ってる?」

いやいや、知らないと盛り上がったわけです。
どうやらその探偵は、石川県に出張に行った際、上段と下段とで紅白に染色された鏡餅を見たことがあるとのことなのです。当然誰もそのことを知らず(弊社には石川県出身の探偵がいないので)、なぜ紅白の鏡餅ができたのか、そんな話で盛り上がったのです。
これ、元旦の深夜の出来事です・・・・・(笑)。

当然、お正月というおめでたい時に大活躍する白と紅ですから、おめでたい色ということで紅白が選ばれたのだという結論に終始するわけですが、「ところでなぜ紅白がめでたい色なのだろう?」ということにまで話が及んだのです。
そこは2012年。事務所にも吹き寄せるスマフォの波。手にした携帯でチャチャっとネットで調べてくれる人もいますが、そんな中女探偵たちが独自の見解で盛り上がったんです。

それは、白が正直を表して、紅が嘘を表しているというもの。
みなさんもどこかで耳にしたことがあると思いますが、「白日の下に晒す」という言葉があります。これは、悪事などを暴き、公衆に知らしめるといった内容なのです。そして、まるでその対になっているかのように「真っ赤な嘘」なる言葉もあります。つまり、紅白とは嘘と真が表裏一体となったものなのではないか?ということです。


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