Q&A|芽吹くのは

芽吹くのは

5月は芽吹きの季節なんていわれています。
暦の上では初夏真っ只中。
木々が若葉を携えて爽やかに芽吹いております。

芽吹くのは植物たちだけでなく、私達人間のほうにも新たな芽吹きがあるんじゃないでしょうか。

日本では4月が年度初めなので、5月は年明けから5ヶ月という意味だけでなく、
「新生活に入って1ヶ月たち、やっと落ち着いてきた頃」
という意味合いの方が強いかもしれません。

学生の頃に照らし合わせてみると、新しくクラス替えになると慣れないクラスメート、離れ離れになってしまった友達と新しく友達になった子との間で揺れ動く気持ち、学年が上がって勉強のレベルも上がるも、慣れない先生に聞くに聞けない・・・
新生活への期待と、少しの不安との間でさわさわする。

なんていう変化が結構あるものではないでしょうか。

そんな変化の中で、4月ほど緊張も新鮮な気持ちも無いものの、まだ心の底から新しい生活に慣れたわけではない、調度色々な疲れがたまってきてどっとストレスになるのかもしれませんね。

以上のことから
「五月病」という言葉が生まれ、
「ゴールデンウィーク」という救世主が現れたんではないでしょうか。

また、これらのことは学生に限らず社会人になってもその悩みは顕著で入社1ヶ月で退社・・・・。
なんていう人も年に何人かいたりしますよね。
ただ、そういう人も1ヶ月はなんとか頑張ろうと踏ん張るのですが、ちょうど1ヶ月no節目が来て、自分の疲れ具合やストレスとあらためて相談し合って
「・・・・辞める・・・〜」
という答えを出してしまう人もいるということですかね。

なにやら"芽吹く"という新鮮な言葉とはかけ離れた話をしてしまっているような気がしますが、日本では月の呼び名が沢山あります。1月、2月はあたりまえですが、旧暦の呼び方である、睦月(1月)、如月(2月)らは学校でも勉強する有名どころです。さて、この旧暦の呼び方ですと5月は皐月(サツキ)と呼びます。

ただ、他にも月の呼び方はたくさんあって、なかでも5月の別名で"悪月"は目を引きます。どうやら元々中国や陰陽道なんかで5月は凶の時期らしく、それが元で悪月などと呼ばれており、その名残が日本にも流れてきたんでしょう。

先に述べた、五月病などのこともあるので悪月というのもあるのかな?
とは思いますが、それにしても言い過ぎ感は否めないです。

と、いうのも、何も5月に芽吹くのは悪感だけではなく、良いものも芽吹くからです。
その名の通り木々の新芽、新しい友達との友情、クラスの担任への親近感、会社の同僚や先輩への尊敬の念や信頼などです。また、それらに加え新しい恋もこの時期に芽吹くものではないでしょうか。

慣れてきた学校、会社などのコミュニティの中で、そろそろ自分好みの人が誰なのかわかってくる時期です。それがただ単に仲の良い友人になるのか、恋にまで発展するかはその人次第です。

ただ、この時期は出会い工作や復縁などのご相談が割合的に多いかな?
と感じていたので書かせていただきました。

春に出会って、夏に悩んで秋に実る、ってかんじですかね?
キレイにまとまったところで、今回はここまでとさせていただきます。


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